弊社は先月1月末より、製造過程で余った豚肉を、広島県内の養護施設様に寄贈させていただくことになりました。

まずは、この度寄贈させていただくことになった経緯をご説明いたします。

弊社では冷凍の肉巻きおにぎりを製造しているのですが、それに使用する豚肉の原木を機械でスライスしております。
その際に原木の端の部分がカットしきれずに余ってしまいます。
この部分は、弊社での用途はないため、販売店に買取の依頼するなど食品ロスにならないように努めてまいりました。

ですが、このコロナ禍に販売店のご利用先のお客様も廃業等で、買取をしてもらえない事態に陥ってしまいました。
社内の冷凍倉庫には数トンになるほどに在庫がたまってしまい、賞味期限もどんどん短くなっています。
廃棄するのは食品ロスの観点からもできるだけ避けたいとの考えもあり、
使用していただける施設様に提供させていただこうという考えに至りました。

そこで、ひろしま子ども夢財団様より広島県内の児童養護施設様をご紹介いただき、余った豚肉を寄贈させていただくことになりました。
早速、子どもたちの食事にご使用されているようで、美味しく召し上がっていただけたとのお声を頂いております。
子どもたちに食事で喜んでいただけるのは、食品メーカーとして嬉しい限りです。

各児童養護施設様には食品ロスの削減にご協力いただき、従業員一同大変感謝しております。

今後ともご協力をどうぞよろしくお願いいたします。